著名人の名言とクオリア

 ツイッター(現:X)をやってたら、「頑張りを評価するなんて意味ない。結果を見ろ」(超うろ覚え)みたいな名言が回ってきた。

 その人の作品を僕は見たことがある。正直一生のうちに残るほどの感動は得られなかったものの、何となく凄いことをしているのは分かる作品だった。それで、その発言にも説得力はある程度感じる。

 ただ、僕がこういう名言を聞いた時思うのは、「でも実際、みんな色んな程度で解釈するよね」と。

 

 例えば、「頑張ったのに俺はダメだ……やめる」みたいなのは、厳しく言えば頑張りを評価しすぎなのかもしれない。

 ただ、「頑張ったからケーキ買っちゃお! ……さてじゃあPDCAサイクル考えますか」というのは、頑張りを評価してるとも言えるし、結果を見ているとも言えるだろう。もしくはその両方とも。

 

 こうしたように「頑張りを評価」「結果を見る」みたいなのには色々解釈があって、実際どう行動するかはだいぶ異なる。クオリアってやつかもしれない。

 

 多分そういうのって、名言を聞く前から学校のテストとか部活の結果から色々行動していく内に良い塩梅を見つけるもんなんだと思う。

 だから、「この名言分かる!」というのは、その塩梅を自分で言語化した結果と名言が一致した時の感想なのだろう。

 

 名言によって行動が変わることだって勿論あると思う。ただ、その行動の変わり方だって、失敗した時の自分へのご褒美をちょっと減らすのか、PDCAサイクルをより効率的に回せるような研究をするまで色々ありそうだ。

 

 そうやって試した結果、自分の心技体に無理のない範囲を会得するのだと思う。

 

 何が言いたいのか分からなくなったので終わり。

 

 あと、具体的にどこがどうと言語化する根気がイマイチないのだが、関係ありそうな記事を貼る。

 

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